出雲市におけるパソコンの処分方法を詳しく解説

2022年4月17日

日本でパソコンを処分する場合、「資源有効利用促進法」に基づく方法、もしくは「小型家電リサイクル法」に基づく方法のどちらか、お住まいの自治体が採用している方法で処分します。出雲市の場合は、資源有効利用促進法に基づく方法を採用しており、出雲市が回収を行うことはありません。この記事では、出雲市でパソコンを処分する方法を詳しく解説しています。

出雲市では資源有効利用促進法に基づく方法でパソコンを処分

出雲市では、資源有効利用促進法に基づく方法以外にもいくつかの方法でパソコンを処分することが可能です。詳細は後述しますが、まずは資源有効利用促進法に基づく処分方法から解説していきます。

処分方法を説明する前に、資源有効利用促進法について少し説明しておきましょう。

資源有効利用促進法とは、「リデュース（廃棄物を減らす）」「リユース（再使用）」「リサイクル（再資源化）」の3Rにより、循環型の社会を作ることを目指すために制定された法律です。この資源有効利用促進法では、パソコンを再資源化製品に指定しており、パソコンは基本的にメーカーが引き取り、再資源化することになります。

出雲市で資源有効利用促進法に基づく方法でパソコンを処分する手順

それでは、出雲市が採用している資源有効利用促進法に基づく方法でパソコンを処分する手順を説明します。

1. パソコンメーカーに回収申し込み

家庭で使用していたパソコンは、メーカーのホームページなどをチェックして、回収の受付窓口へ連絡します。よくわからない場合は、「パソコン3R推進協会」のホームページ（https://www.pc3r.jp/）から検索してみてください。

2. 申し込みが完了すると、メーカーから「エコゆうパック伝票」が届くので、パソコンを梱包して郵便局に持ち込み、もしくは引き取りを依頼します。

注意点

資源有効利用促進法に基づく方法でパソコンを処分する場合、以下の点に注意してください。

・PCリサイクルマークがついている製品以外は有償

PCリサイクルマークがついている製品は、すでに回収再資源化料金が徴収されているため、お金を支払う必要はありません。PCリサイクルマークがついていない製品は、所定の費用を支払う必要があります。なお、リサイクル料金はパソコン3R推進協会のホームページ（https://www.pc3r.jp/）でメーカー名をクリック、遷移先で確認してください。

・対象機器が限られる

資源有効利用促進法に基づく方法では、パソコン（デスクトップ、ラップトップ）のほかにCRTディスプレイ、液晶ディスプレイを処分可能です。プリンタやスキャナー、ワープロ専用機などは引き取り対象ではありません。ただし、パソコン購入時にセットになっていたマウスなどは引き取り対象です。

・メーカーがすでに存在していない場合は「パソコン3R推進協会」へ

メーカーがすでに存在していないパソコンや自作パソコンは、パソコン3R推進協会が引き取っています。パソコン3R推進協会のホームページ（https://www.pc3rsupport.jp/home/pc_recycle_01.html?m_cd=J99）から申し込むと振込用紙が送られてくるので、郵便局で所定の金額を振り込みます。入金確認後、エコゆうパック伝票が送られてくるので、パソコンを梱包して郵便局にて発送、もしくは自宅に引き取りに来てもらいます。

重要！データを完全に消してからパソコンを処分

資源有効利用促進法に基づく方法でパソコンを処分する場合は、自力でデータを消去する必要があります。

「重要なデータなんて入ってないよ」

と言いながら廃棄してしまう人もいますが、データの消去は、パソコン3R推進協会でも当然、推奨しています。

パソコンを処分する際は、情報漏洩を防ぐ観点から、パソコン内部に残されているデータは完全に消去しましょう。パソコンをそのまま処分してしまうと、電源が入らなかったとしても、ハードディスクが生きていればデータは読み込めます。

「パソコンのデータを完全に消去する」ということは、たとえば、ファイルをいつものように削除することとは異なります。ゴミ箱にファイルを入れても復元できるように、工場出荷状態に戻したとしても、完全にデータが消えているわけではありません。パソコン内部のデータの完全な消去には、特別な方法を用います。

専用ソフトを使う

データ消去の専用ソフトが市販されています。ランダムなデータをハードディスクに上書きしてデータを消去するタイプ、かなり前のOSに対応したタイプなど、さまざまなタイプがありますが、重要なのはやはりセキュリティレベルです。「DoD 5220.22-M方式」以上のセキュリティレベルであれば問題ないでしょう。

ハードディスクを破壊

ハードディスクを読み取れないように、物理的に破壊してしまう方法です。ただし、家でこれをやると負傷してしまう可能性があるので、その道のプロに依頼したほうがいいでしょう。

磁気を使ってハードディスクを破壊する方法もありますが、非常に特殊な装置なので、個人ではほぼ不可能です。やはり、専門の業者に依頼する必要があります。

出雲市で不要になったパソコンを処分するそのほかの方法

出雲市では、資源有効利用促進法に基づく方法以外の方法でも不要になったパソコンを処分可能です。

パソコン買取店に売却

MacやWindowsのハイスペック機は、こわれていない限り需要が多いので売却できる可能性があります。

パソコンリユース企業の利用

パソコンを無料で回収してリユースに回している企業があります。有名メーカーの製品だけではなく、マイナーメーカーや自作のパソコンでも引き取ってくれます。MacやWindowsのハイスペック機は、買取店で買い取ってくれなかった場合のみ、検討しましょう。データの消去はリユース企業側でも対応していますが、万全を期すなら専門の業者に依頼したほうがいいでしょう。

インターネットで売却

写真を撮影したり、説明文を書いたりしなければなりませんが、「ヤフオク！」などでパソコンを売却する方法もあります。インターネットなら、こわれたパソコンでもジャンク品として売れます。部品取りなどの目的で購入するユーザーが一定数いるからです。ただし、必ず売却できるわけではないので、その場合はほかの処分方法を検討する必要があります。また、インターネットで売却するパソコンのデータは絶対に消去してください。

不用品回収業者に処分を依頼

見逃しがちですが、不用品回収業者にパソコンの処分を依頼することも可能です。資源有効利用促進法に基づく方法だと、処分が完了するまでに最速で数日はかかります。しかし、不用品回収業者なら即日の処分が可能です。パソコンだけを処分するとなるとやや割高ですが、資源有効利用促進法に基づく方法だと処分できない周辺機器がある場合は、不用品回収業者ならまとめて処分できます。

島根えびすサポートパソコンページ

出雲市でパソコンや周辺機器を処分するなら「島根えびすサポート」へ

出雲市でパソコンや周辺機器の処分をお考えなら、「島根えびすサポート」におまかせください。島根えびすサポートなら、不動のパソコンだけではなく、メーカーが引き取ってくれない周辺機器もまとめて処分することが可能です。データの消去も、希望があれば依頼者様の目の前でハードディスクを取り出し、破壊します。やはり希望により「データ消去作業証明書」も発行しておりますので、安心していただけます。